[レポート] Accelerate healthcare innovation with real-world data and evidence #AWSreInvent

[レポート] Accelerate healthcare innovation with real-world data and evidence #AWSreInvent

はじめに

データ事業本部の小澤です。
現在開催中のAWS re:Invent2024に初参加しています。昨日の夜に現地入りし、さっそくChalk Talkに参加してきましたので、レポートをお届けしたいと思います。Chalk Talk(チョークトーク)とは、登壇者に対して参加者が質問をしたり、インタラクティブに実施されるセッションです。

セッション概要

今回参加してきたのは以下のセッションです。とても注目度が高く、予約なしの人だけでも50人以上の行列ができていました。私のすぐ後ろに並んでいた人は入れなかったので、少し早めに到着しておいてよかったです。

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英語

Explore how to harness real-world data (RWD) and real-world evidence (RWE) to fuel breakthrough innovations in life sciences using AWS. Learn to build a robust, scalable infrastructure for large, heterogeneous datasets while maintaining strict privacy standards. Gain insights into developing complete RWD/RWE solutions using AWS Clean Rooms, Amazon EMR, and other cutting-edge services. Discover how to seamlessly discover, evaluate, and analyze RWD from diverse providers, enabling user-centric evidence generation and transformative healthcare advancements through the power of cloud acceleration.

日本語(機械翻訳)

AWSを使用して、実世界データ(RWD)と実世界エビデンス(RWE)を活用し、ライフサイエンスにおける画期的なイノベーションを促進する方法を探ります。厳格なプライバシー基準を維持しながら、大規模で異種データセットのための堅牢でスケーラブルなインフラストラクチャを構築する方法を学びます。AWSクリーンルーム、Amazon EMR、およびその他の最先端サービスを使用した完全なRWD/RWEソリューションの開発に関する洞察を得る。多様なプロバイダーからのRWDをシームレスに発見、評価、分析する方法を発見し、クラウドアクセラレーションの力によって、ユーザー中心のエビデンス生成とヘルスケアの変革を可能にします。

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Speaker

Praveen Haridas, WW Lead - HCLS Data Solutions, Amazon Web Services
Chaitanya Vejendla, Sr Solutions Architect, Amazon Web Services

セッション内容

セッションのアジェンダです。

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最初にRWD(Real World Data)とRWE(Real World Evidence)の説明がありました。
RWDは、普段身につけているスマートウォッチなどのデバイスから取得できるデータや、健康診断のデータ、処方箋データなどで、RWEはこのRWDをもとにして得られたエビデンスとのことでした。
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このRWDとRWEが今後の創薬や医療のイノベーションにとって重要という点が語られていました。

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RWDは複数のデータプロバイダーからデータを収集しており、現状はメールでのやり取りなど多くのマニュアルプロセスで時間がかかるそうです。参加者にも同様の課題を抱えている方がいて、登壇者と現状のプロセスに関しての共有があったり、この辺はChalk Talkならではでした。

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Datavantという会社とパートナーシップを組み、RWDの探索と評価を加速させているとのことです。

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分析を行うデータの利用者はUIを操作するだけになるため、アーキテクチャを意識する必要はないと説明があった上で、アーキテクチャについても説明がありました。

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ここでは参加者からの質問もたくさん出ていました。1の複数プロバイダから得たRWDは、きちんと個人が特定できないようにされているのか?といった質問、また個人が特定できないデータで住所変更等が発生しても同一人物として認識されるのか?等、実務でこうしたRWDを扱う参加者の方からのQAが複数あり、かなり盛り上がっていました。

  1. RWD Data Discovery
  2. RWD data purchase
  3. RWD data delivery
  4. RWE analytical environment
  5. RWE agent

最後にセッション中に登壇者の方が使っていたホワイトボードも共有します。

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以上、「Accelerate healthcare innovation with real-world data and evidence」の様子でした!今日もこれからたくさんセッションがありますので、参加レポートをお届けできればと思います

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